50代の性事情について
50代にもなると、身体のあちこちで不調がみつかり、高血圧や糖尿病などの生活習慣をはじめ、勃起機能の低下を意味するEDを患う男性は増えていきます。
年齢を重ねても「男」としての自信までも失いたくないものです。たとえ「歳なのだから仕方ないよ」と妻から励まされても、譲れない部分もありますよね。
今回は、EDの症状や改善方法についてご紹介していきます。
EDの要因
ED症状の1つに器質性EDがあります。加齢と共に身体の組織の働きが弱くなることが原因です。通常なら局部まで性的刺激を感じられることも、神経伝達がうまくいかなくなり勃起力が低下します。
若い時代は性欲が盛んだったという方も、50代になって局部の元気力を感じないというのは、このためです。
他にも、心因性EDとよばれる、強い精神的ストレスが続くことで、EDになる場合もあります。
出張・転勤が多かったり、家庭でのトラブルが続いたり、家族を支えるために毎日重たい責任を感じているなどが多いです。
年齢を重ねることによって、局部の元気がないと感じる方は、一度生活習慣を見直してみるといいですよ。
ED治療の薬
EDを改善する方法として、内服薬が最もポピュラーな治療法です。従来は、外科的手術が治療法でしたが、医療の発展によって、「バイアグラ」とよばれるED治療薬が世界で初めて開発されました。
EDを改善できる治療薬のひとつで、国内でも有効性が認められています。
また、バイアグラという先発医薬品に続き、バイアグラジェネリック(後発医薬品)も続々と登場しています。バイアグラジェネリックは先発医薬品よりも安く、希望すれば医師からジェネリックを処方してもらえます。
💊バイアグラジェネリック医薬品とは|浜松町第一クリニック
以下の会社がバイアグラジェネリックを製造している製薬会社です。
- キッセイ薬品工業株式会社
- 東和薬品株式会社
- 辰巳化学株式会社
- 株式会社陽進堂
- 武田薬品株式会社
- 武田テバファーマ株式会社
- 摩耶堂製薬株式会社
- 富士化学工業株式会社
- マイラン製薬株式会社
ネット通販での購入は危険
ED治療専門の病院にいくことや、女性看護師に診察されたくないという気持ちから、通販サイトを利用してED治療薬と評した商品を購入してしまうことも少なくありません。
しかし、オンラインショップで販売されているED治療薬の4割が偽物だと言われています。
偽物のED治療薬は海外で製造され、個人輸入業者によって販売されています。しかし、その多くは有効成分が通常の1.5倍も含まれていたり、逆に有効成分が含まれていなかったりします。
また、偽物のED治療薬は精巧に作られています。素人の目では本物かを判断できず、重篤な副作用を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
健康被害を避けるためにも、治療薬を希望する際は必ずED治療を専門にするクリニックや病院で医師に診察してもらい、ED治療薬を処方してもらうようにしましょう。