「6回」YESと言わせよう!YESの法則って何?

「何度か話せているけれど、中々次の段階に進めない」「きっと気に入る場所だと思うけれど、二人きりの誘い方がわからない」、そんな時に思い出したいのが「YESの法則」です。
YESの法則とは、人間の心理にある「一貫性の法則」を利用した恋愛テクです。

人間は特に深く考えなくてもいい問いに対して「いいよ」「OK・YES」と承諾すると、気持ち的にもポジティブになります。
そしてその後の問いにもとりあえず「YES」と言いやすくなる、NOと言いづらくなる、という法則です。
YESという回数が多いほど、後からNOと言いづらくなるんです。

YESの法則の恋愛テクでの使い方は?

YESの法則の恋愛テク利用では、指標として5回YESと言いやすい問いを続け、本命の6回目でデートなどに誘います。
また、6つの問いの間で数日を跨ぐのではなく、1つの会話の中で5回「はい」や「そうですね」などを言いやすい問いを重ねて、6回目に誘いを持ちかけるという流れになります。

具体的な例として、例えば気になる人を映画に誘うとします。
この時、最終的に「はい」と言って欲しいのは「良かったら次の休みにでも映画見に行きませんか?」という問いです。
「1:最近雨続きですね」「2:週末全滅ですよね。全然出かけられないです」「3:そろそろ気晴らししたいですよね」「4:映画いいですよね、映画館に入っちゃえば濡れないですし」「5:そういえば、今ちょうど話題になってる映画ありますよね」「6:良かったら次の休みにでもその映画見に行きませんか?」と、こういった流れになります。
些細な天気の話題から入り、いずれも「そうですね」と肯定的な相槌が打ちやすい問いを5回重ねています。

YESの法則の注意点は?

掛け合いの例からも分かるように、このYESの法則が通じるのは、雑談を振れる程度にコミュニケーションを既に取ったことがある人、知り合いになってそこそこ経っているがあまり話したことがない人です。
ただの顔見知りからより親しい位置になりたい、親睦を深めたいという時には有効ですが、全くの初対面で誘うのは難しいでしょう。
逆に既に何度も親しく話したことがある人にも、この法則は向いていません。
それほどの間柄ならただ「週末空いてたら映画いかない?」でいいところを、わざわざ遠回しに言うことでなんらか含みや疑いをかけられてしまう可能性があります。

また、この法則の鍵でもある「5回YESと返しやすい質問作り」も重要です。
振る話題が不自然にならないように気をつける必要があります。
ゴールを決めたら、関連する事柄を候補に出してピックアップし、最初はごく軽い質問から振っていきましょう。

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