結婚詐欺、ヤリモクの登録…ネット婚活にいる怪しいユーザー
アプリやWEBサービスを利用したネット婚活サイトも、すっかり一般化が進んでいます。
しかし同時に、結婚を目的とした婚活サイトであるにも関わらず、出会い系アプリのような遊びや詐欺、ヤリモク(性行為目的)を目的とした悪質な登録者も増えつつあります。
サイト独自のルールとして独身証明書の提出をさせるなど、サービス提供側も審査などで防犯に努めていますが、まだまだ徹底されているとは言えません。
もちろん全体の登録者から考えれば怪しいユーザーごくごく一部である筈ですが、騙されないようにするには「怪しいユーザーが仕様の穴をついて紛れ込んでいる可能性がある」ことは常に念頭においておく必要があります。
特に婚活サイトにおいて本来居ない筈の存在、「既婚者」には注意が必要です。
既婚である以上、婚活サイトの主目的である「結婚」をする気がありません。
それどころか既婚者とのデートはただの不倫、不貞行為です。
配偶者にバレてしまった場合、仮に既婚者側から誘って来たのだとしても、立場上は自分もまた慰謝料の請求先になってしまいます。
婚活で会っている相手が既婚者だと気づいた場合、いち早く婚活サイトの運営に通報しましょう。
また、仮に配偶者から慰謝料を請求されたとしても、「肉体関係は無い」「既婚と知らなかった」「既婚者とその配偶者の関係が破綻していた」というケースであれば、支払い義務が生じないこともあります。
こういった点からも、自分が男性であれ女性であれ、肉体関係を含むデートには慎重になった方が良いでしょう。
運営そのものが悪質!?怪しい業者にも要注意
婚活サイトがビジネスとして一般化してきたことで台頭してきたのが、「婚活サイト・アプリそのものが悪質なパターン」です。
例を挙げれば、サイト内にサクラのプロフィールが多く、最初から実らないやりとりを重ねさせ、そのサービス利用料を延々と課金させる従量課金制の婚活サイトや、本人確認の義務付けをしない・登録規約が緩いサイトなどがあります。
こうした怪しい業者のサービスを避けるには、「プライバシーマークを取得している」「新規よりも3年以上運営の大手」、そして「月額あたりが定額制」を条件として、利用したい婚活サイトを絞り込んでいきましょう。
婚活サイトの口コミを参考にして選ぶ方法もありますが、それこそサクラがどうとでも言えてしまったり、逆に自分の行動不足でマッチングできなかったことを逆恨みしている口コミもあります。
口コミは「具体的にどういった婚活を、どんな頻度でやるのか」など実体験を見られるものを参考にし、感情的な口コミだけを参考にするのは避けましょう。