デートの誘いを断られにくくなる!?ダブルバインドって何?

デートの誘いは、声をかける側としては大きな勇気が要ります。
なまじ意識している分、断られてしまうとショックを受けてしまったり、「断られた」ということを重く考えすぎてギクシャクしてしまうこともあります。
しかしすぐに思いつく「〇日暇だったら一緒にご飯行きませんか/〇〇行きませんか」という誘い方は、「相手に断られやすい誘い方」であるのを知っていますか?

これは相手の返答の選択肢が「行く・行かない」であること、つまり成否を相手に完全に委ねてしまう聞き方であることに問題があります。
そこで活用したい心理テクニックが「ダブルバインド」です。

ダブルバインドの恋愛テクでの使い方は?

ダブルバインドは「OKが出ていることを前提とした2択を提示すること」です。
たとえば「お茶飲む?」と聞かれた時、脳内での思考は「飲む・飲まない」になります。
しかしここで「コーヒーと紅茶どっちがいい?」と聞かれたらどうでしょうか。
飲むことを前提とした選択肢となったことで、思考は自然と「飲むならどちらか」になります。

ダブルバインドを恋愛テクで使う場合は、デートの誘い方に活用してみましょう。
つまり「〇日は予定あいてますか?」ではなく、「〇日と×日だとどちらが予定空いてますか?」という聞き方です。
この聞き方は曜日だけでなく、行く場所やコンテンツにも応用できます。
「おすすめのランチがあるんですが、お蕎麦屋さんとイタリアン、行くならどっちがいいですか?」や「映画の〇〇と××、特に気になるのどっちですか?」など、いずれもさりげなく行く事を前提にした質問ができます。

ダブルバインドの注意点は?

ダブルバインドの肝は「2択」にあります。
もっと選択肢を増やした方が成功率が上がるんじゃ?と思って3つも4つも用意してしまうと、却って悩む時間が生まれてしまい「すぐには選べないからやめときます」という選択肢が出てきてしまいます。
あまり深く悩ませず、スマートに選べる選択肢数として2つというのがベストに近い数なんです。

ダブルバインドは一見使いやすいテクニックに見えますが、流石に初対面、親しくない相手にまで成功しやすいテクニックではありません。
(え、何で行くのが前提なの)とドン引きされてしまう可能性の方が圧倒的に高いです。
何度かグループで食事をして、ある程度親しく話したことがある人と二人きりになってみたい、そんな程度の間柄になってから使いましょう。

ただし、客観的に見れば「断りにくい2択」を使っていることには変わりありません。
「強引な誘い」だと思われないように、頻繁には使わず、ここぞという時に使うのがおすすめです。

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