出会って3回以内で決まる
スリーセット効果とは、人の印象が出会って3回以内で決まってしまう効果です。
第一印象という言葉があるように、1回目は外見や声、雰囲気などの情報を何となく掴みます。
ここで最悪な評価をもらって、もう会いたくないと思われる人は少ないです。
清潔な格好をして、常識のある言動に気を付ければ問題ありません。
仮に1回目を失費して低評価をもらっても、2回目で挽回できます。
なぜならまだ見せていない内面を評価されて、1回目の印象がすべてではないと判断されるからです。
ラストの3回目になると、相手の内面と外面を考慮したうえでどのような人かを決めます。
例えば1回目は声が低くて怖い印象で、2回目はスイーツや犬が好きという意外な一面があり、3回目は優しくて素敵な人と考えるのです。
デートした相手の第一印象が最悪だったり、自分自身の1回目のデートが最悪だったりしても、まだ巻き返せます。
1回目は清楚な格好で
スリーセットの効果で、1回失敗しても大丈夫ということを伝えましたが、失敗はなるべく回避した方が得策です。
例えば2回目があるから大丈夫だと思って、1回目で万人受けしない格好で会うとしましょう。
職場のような何度も会う人だと2回目はありますが、なかなか都合がつかずに会えない人の前だと2回目はありません。
まるで就職活動の面接のように、1次選考に落ちた人は2次選考に進めないからです。
1回目は清楚な格好で会って、2回目につながるようにしましょう。
自分の個性を出したい人は最初から全開にして会うのではなく、徐々に打ち明けるのがおすすめです。
2回目はリサーチを実行
1回目の印象が良かったのか、なんと2回目に会うことが決まりました。
なるべく1回目とは被らないように、何か好感度の上がる格好にしたいものです。
そのために1回目のリサーチが必要になります。
服装や髪型、アクセサリーなどの好みを相手に聞いて変化を付けましょう。
変化の度合いは、相手との距離によって異なります。
例えばまだ関係性が浅くて、恋愛していけど好きな気持ちが相手に伝わっていない場合は、少しの変化で充分です。
相手の好みをすべて2回目で実現してしまうと、一気に距離を詰めることになるので相手がびっくりして引いてしまいます。
仮に相手はポニーテールが好きと言って、髪型を変化させるなら十分です。
しかし、褐色な肌が好きと言って、色白だった肌を焼いてしまうとびっくりするでしょう。
リサーチした情報を実行して、変化を少しずつ出すのがおすすめです。
3回目はストレート
3回も会えるということは、1回目と2回目が良かったからです。
まだ付き合ってない状態なら、ストレートに告白してもいい流れでしょう。
もちろん、絶対に3回目に告白しなければいけないわけではありません。
2回目が微妙だったら、2回目のデートの続編みたいに再度挑戦するのもありです。
ただし、印象をがらりと変えるのではなく、相手が本命でいいのかを見極める時間にしてください。
見極める時間があまりにも長すぎると、相手の気持ちの熱が冷めて、恋人候補より友人の感覚が強くなってしまうので注意が必要です。