単純接触の原理
単純接触の原理とは、同じものを何度も見たり聞いたりすると好感度が自然と高まることを指します。
例えば毎日同じ時間帯の同じバスに乗る人を見たり、入店するたびに流れる音楽を聞いたりすることがあるでしょう。
すると好感度が高まって関係が深くなり、さらに知ろうと行動します。
しかし、単純接触の効果は上限がありますし、興味がゼロのものに対して何回も接触を試みても無駄です。
恋愛で活用するなら、清潔感や性格相性といった問題をクリアする必要があります。
上司と恋愛関係に落ちやすい理由
単純接触の原理は、職場でよく使われます。
新入社員や新たな部署に移ったとき、教育係となる上司との関わりは避けられないからです。
するといつしか尊敬の気持ちが好意に変わり、部下と上司が職場恋愛をする流れになります。
では、どのようなシチュエーションが恋愛に落ちやすいのでしょうか。
具体的なシチュエーションを後述します。
何度も会うから落ちやすい
何度も会うと恋愛関係に落ちやすくなります。
上司と近い距離になるため、普段の性格を知ることができて意外な一面を見ることができるでしょう。
また、仕事の時の顔も見るので真面目さや熱意などで落ちやすくなります。
例えば、普段はおっちょこちょいで天然な人でも、仕事になるとテキパキ動いて適確な指示をくれる上司なんてどうでしょう。
ギャップがあって好感度が上がって尊敬が好意に変わるかもしれません。
また、誰とも接しない上司の場合、「上司の性格を知っているのは私だけだ」という特別な感情も生まれます。
何度も会うからこそ知ることができる中身に、意外な一面を見て好意に変わる人は多いことでしょう。
褒められると落ちやすい
仕事で褒められて高評価を得ると恋愛関係に落ちやすいです。
慣れない仕事やうまくいかない仕事をこなして、上司に「仕事ありがとう」「助かったよ」などをいわれると嬉しくなります。
また、部下は仕事を行った達成感や充実感があることでしょう。
そこで上司が褒めると、部下の力量を認めたことになります。
反対に、達成感や充実感を持ってスゴとをこなしたのに、上司が「なんだこの仕事の様は」と怒ってやり直しを命じると落ちません。
上司の立場なら、仕事を全否定するのではなく、良い点と改善してほしい点を丁寧に伝えましょう。
仕事のミスをフォローされると落ちやすい
部下が仕事でミスをしたとき、上司にフォローされると恋愛関係に落ちやすくなります。
一緒に仕事を手伝って面倒を見ると、頼りになる存在なって距離が縮まるでしょう。
ただし、感謝の心を持つ部下に対して効く恋愛テクです。
フォローされて当たり前と考えている部下をフォローしても、いいように使われて仕事が増えるので大変になります。
接触回数が多いほど好感度が高まる単純接触の原理ですが、少ない回数で最大限のフォローをしましょう。