噂話だからこその効果!ウィンザー効果って何?

友達同士の会話で、少なからない頻度で話題に挙がるのが「その場にいない人」の話です。
多くは愚痴になってしまいがちなものの、そんな中で「見習いたい人」「尊敬できる人」、そこまで仰々しい話じゃなくとも「あの人感じがいいよね」「親切なんだよね」という褒める話になることもあります。

そんな時、話題の人が全然知らない人でも良い印象がつくし、逆に苦手意識があっても「へえ、そういう良い面もあるんだ」と感心してしまうことはありませんか?
それこそが「ウィンザー効果」で、その人を褒める事によって特に得することもない第三者が言うことで信頼性が高く感じられる情報発信となる人間心理テクなんです。

ウィンザー効果の恋愛テクでの使い方は?

ウィンザー効果を恋愛テクとして使うなら、気になる相手と自分との共通の友人に「自分のいいところ」を伝えて貰うのがベストです。
気心が知れた友人なら「あの人狙ってるから、私の良いところ伝えておいて!」と気軽に頼めるかもしれませんが、「そんな直接的にお願いできない!」という奥手な人もいます。
そんな人でも、気になる相手の共通の友人たちに日頃から親切にすれば、ふとした話題の時に良い印象を伝えて貰える可能性が高まります。

ウィンザー効果の注意点は?

ウィンザー効果の注意点は、「発信者が誰も彼も褒める人だと効果が薄い」というところです。
発信者自身は「人のいいところを見つける」と好印象になるものの、逆にその人が褒めている人の印象は鵜呑みにしてはいけないと思われてしまいます。

少し話が逸れますが、個人的には「他人の愚痴を言いまくってる人」よりも、「頻度は少なくても誰かを褒める人」の方が印象強く、話題になっている人の印象も高まります。
その場にいない人の愚痴を言っている=自分がこの場に居なかったら言われてるんだろうなと思ってしまい、何より愚痴それ自体がそんなに一緒に話していて楽しい話題ではありません。
そんな人が誰かを良く言っても、珍しいとは思っても(まあこの人を不機嫌にしたくないんだろうな)と、そっちに思いがいってしまうかもしれません。
ウィンザー効果を直接頼む時には、「その人が普段どんな話をする人なのか」も考慮に入れた方が無難です。

またもちろん、「褒めてって頼まれた」なんてバラされてしまったら、ウィンザー効果で上がった好感度が消えるどころかマイナス効果になってしまうかもしれません。
良くも悪くもウィンザー効果のポイントは「利害もなく、良いところを広めてくれる第三者」の存在と、発信者の普段のスタンスです。
気になる人と共通の友人が多い時には、基本的にはその全員に親切にしつつ、可能ならこれぞという人にウィンザー効果を頼んでみましょう。

「友達にウワサしてもらおう「ウィンザー効果」」に関連する記事