ゲイン・ロス効果とは

ゲイン・ロス効果とは、好印象または悪印象の変化が大きいほど、相手に与える影響が大きくなる効果です。
ゲイン・ロス効果は、ゲイン効果とロス効果の2つを意味します。
ゲイン効果とは、最初に悪印象な面を見せた後に好印象な面を見せてプラスの印象を与える効果です。

反対にロス効果とは、最初に好印象な面を見せた後に悪印象な面を見せてマイナスな印象を与える効果になります。
自分の印象が相手にどう映っているのかを考えて行う必要がある心理効果です。

活用方法①格好

格好でゲイン・ロス効果を起こしましょう。
勝負服という言葉があるように、大事な日はきちんとした格好をするとギャップが生まれます。

例えば、普段は特徴のない格好だとしても、デートの日はきちんとした正装だと印象は変わるものです。
タキシードみたいにかしこまる必要はありませんが、服の色合いやデザイン、身に付けるアクセサリーで差を作るといいでしょう。
格好に自信がない場合は店員さんに相談したり、モデルやマネキンの服を真似したりがおすすめです。

活用方法②言動

言動でゲイン・ロス効果を起こしましょう。
男性なら紳士的な立ち振る舞い、女性なら品のある美しい言葉遣いが望ましいです。
代表的な例だと、男性なら重い荷物を持ってあげたり、歩道を歩くときは道路側を歩いたりがあげられます。
女性なら「やばい」「うざい」「きもい」のような言葉は、品が欠けて望ましくありません。
親しい人に対してならいいですが、恋愛して付き合いたい人の前では気を付けた方がいいでしょう。

上記の言動を勝負所で微視っと決めるとゲイン効果を得られますが、無理しすぎると自分に疲れてしまうので気張る必要はありません。
相手が不快にならないような言動を心がけてください。

活用方法③知識

知識でゲイン・ロス効果を起こしましょう。
普段は知識と無縁そうな振舞いでも、いざ困ったときに悩みを解決してくれると頼りになりる存在です。
知的な人を好んだり、最終学歴を気にしたりする人は男女に一定数います。
そもそも知的であれば、相手が好きそうな格好の把握や、相手が何をされたら喜ぶ言動ができるのかがわかるはずです。

学校の授業に出てくるものを覚えるような知識ではなく、相手を思える教養を身につけると異性に響きます。
ただし、知識がありすぎて恐怖を感じ、相手が距離をとってしまうかもしれません。
完璧人間ではなく、少し抜けてるところがあると愛嬌が出てきます。
知識が自慢で失敗をしない人間になることが目的ではないので、無理しすぎないように注意してください。
稀に面倒好きでダメ男やダメ女が好きな人もいるので、その場合はロス効果で悪印象を与えるのも1つの手法になります。

「ギャップで好意を持たせるゲイン・ロス効果とは」に関連する記事